ギャンブル依存症の脅威  | 大阪/京都/兵庫/岡山/広島

ギャンブル依存症の脅威 

ギャンブル依存症の脅威 



「カジノ解禁」は危険すぎる成長戦略


 成長戦略の目玉のひとつ「カジノ解禁」について、厚労省がギャンブル依存症増大の危険性を指摘。依存症が疑われるのは536万人、うち8割がパチンコ・パチスロ愛好家だという。それに対し、パチンコ業界が「ギャンブルでなく遊技」と反発したが、従業員教育など対応し始めた。また当然お金をかけることなので借金問題も出てくる。ギャンブル依存症は精神疾患のひとつで、のめり込むうちに借金、育児放棄、家庭内暴力、自殺など日常生活を破壊する方向に進むという。ギャンブル障害をどう見極め、どんな対策を行えばよいか。「病的賭博」の実例を示し、カジノ解禁法案の行方を注意する必要が出てきた。



カジノ解禁で依存症が「爆発」



 高校生のとき、中学時代の友人に誘われて初めてパチンコをした。そのとき、いわゆる「ビギナーズラック」に恵まれ、以後のめり込んだ。「大学に入ってから時間に余裕があるので朝から店に並び、出る台を確保しました。データも入念にチェックしていて、バイトをしなくてもいいぐらい稼ぎましたね」


 時に罪悪感にかられながらも抜け出せず、昼はパチンコ、夜はマージャンの日々。負けても、勝ったときの興奮が蘇り、また通ってしまう。卒業後に地方公務員になるが1年で辞め、パチンコとバイトで生計を立てた。その後、放射線技師の資格を取得。結婚してからはパチンコから完全に足を洗った。あれから9年。


 「借金をする怖さは何となく感じていたから、結果的に最後の一線を越えずに済んだんだと思う。それが自己破滅せず、離脱できた理由かもしれません」
  

 自分の意思で離脱できる人も確かにいるが、深刻な問題につながる例は後を絶たない。



当然お金の問題である。